多くのお客さまからご相談いただく内容の一つに、『親名義の不動産を担保に融資はできるのか』というものがございます。他人の場合は無断で名義借りをすることはできないが、親子の間柄なら大丈夫だろうとお考えの方がいらっしゃるようです。『絶対に迷惑は掛けないので親には内緒で借りたい』という方が一定数いらっしゃいますが、名義がご本人さまのものでない以上、どのような近しい間柄の方でも、無断でという訳にはまいりません。担保をご提供いただくこと自体に問題はございませんが、それには必ず、名義人さまの同意が必要となります。
先日あるお客さまより、返済日の変更についてご相談をいただきました。不動産担保ローンのような長期に渡る返済の途中では、状況が変化することも考えられます。弊社では生活に無理の出るようなローンは行っておりませんが、怪我や病気などの状況変化はどなたにも起こりうることです。返済ができなくなったり遅れた際の最悪のケースでは担保不動産を売却となってしまいますが、担保不動産もお客さまにとって大切な資産ですので、事前にご相談いただければできるかぎりご対応させていただきたいと考えております。まずはお早めにお知らせいただければと思います。
田んぼや畑などの農地の場合、売却には許可が必要だったりと制限があるため、売却が難しく担保としてお取り扱いが難しいという事情がございます。そのため、金融機関によっては農地を担保として取り扱わないというところもございます。売却の許可が出ない場合はご希望に添えない場合もございますが、弊社ではできる限りお客さまのご要望にお応えしたいと考えております。過去のご融資例なども交えてご相談を承りますので、お気軽にご相談いただきたいと考えております。
お客さまからのお問い合わせでよくあるのが、共有の土地を担保にできるかという内容に関するものです。共有名義の不動産を担保として扱うかどうかは金融機関により異なりますが、弊社ではお取り扱いがございます。共有名義の不動産を担保にする場合、共有名義人さまに同意をもらって不動産の全体を担保にする方法と、自分の持ち分のみを担保に融資を受ける方法があります。同意を得て不動産全体を担保にする方がご融資上限額は大きくなります。希望される融資金額にもよりますが、持ち分のみで融資を受けられる場合、共有名義人さまにローンのことをお話しになる必要はございません。
先日あるお客さまより、『妻の不動産を担保に夫の私が不動産担保ローンを申し込みたい』とのご相談をいただきました。奥さまの不動産は奥さまの所有物ですので、名義人である奥さまの同意があれば担保化も可能です。ご夫婦や親子の関係であっても、名義人さまに黙って担保にすることはできませんのでご了承ください。名義人の方がローン内容をご理解の上でご同意くだされば、通常のローンと同様にお取り扱いが可能で、審査でも不利になるようなこともありませんのでご安心ください。
お客さまの中には、急きょ資金が必要になってお困りの方もいらっしゃいます。弊社ではそのようなお客さまにもご対応できるよう、迅速な手続きを心掛けております。必要な書類などが全て揃っている状態であれば即日のご融資も可能ですが、こういったご融資は以前弊社をご利用されたお客さまで、追加融資をご利用の方がほとんどです。一般的には、お申し込みいただいてからご融資実行までは、二~三営業日見ていただければと思います。調査やご契約に必要な書類を揃えつつ、平行して審査を行い、お客さまのご要望にお応えできるスピーディなご融資を実現してまいります。
お客さまからよくいただくご相談の一つに、『不動産にローンが残っている状態だけど、同じ担保でお金を貸してほしい』というものがございます。住宅ローンで購入したご自宅を担保に融資を受けたいという方や、不動産担保ローンを返済途中でさらに融資を受けたいという方がいらっしゃいます。どちらのケースでも言えるのが、不動産に担保余力があるかどうかでご融資の可否が左右されます。住宅ローンでも不動産担保ローンでも、返済が進んでおらず担保に余力がない状態では、追加でのご融資は難しくなります。
弊社の不動産担保ローンは、お申し込みいただいてからご融資実行までが非常にスピーディーなため、『きちんと現地に行って、実際に不動産を見て調査をしているのか?』という疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。弊社では必ず、専門の知識を持った経験豊富な鑑定士が現地で調査を行っております。担保不動産の評価は審査の要とも言えるものですので、調査には慎重を期して正確性の向上に努めております。お客さまに安心してご利用いただけるよう、今後とも努めてまいりたいと思います。
先日お客さまより、開業資金についてのご相談をいただきました。『開業にあたっての資金が不足しているが、資金を貯めるには時間がかかって機を逃してしまうため、融資を受けたい』とのことでした。事業計画書を見せていただいたところ、しっかりした内容で見通しもきちんとありましたので、問題なくご融資させていただくことができました。金融機関によっては、医師の開業など職業によって融資の可否を判断するところもあるようです。弊社では、職種に関わらず、お客さまの熱意にお応えしお力になりたいと考えております。
担保提供ローンについて、お客さまからよくご質問をいただきます。不動産担保ローンには低い金利や長期返済期間を設定できるなど様々なメリットがありますが、担保にする不動産がなければ借りることができません。しかし、自分で不動産を所有していない方でも、担保提供ローンなら不動産担保ローンを利用して有利な条件で融資を受けることができます。
担保になる不動産を第三者(親族・友人など)に提供していただき、返済はご自身でされていくというものです。提供していただく方には万一の際のリスクがありますが、無理のない計画をご用意し、きちんとご説明することで、現在までに多くのお客さまに弊社の担保提供ローンをご利用いただいております。