不動産担保ローンは、担保を提供してお金を借りるローンです。返済期間をどれくらいにするか、いくら融資してもらうか(融資金額)、金利やその他の条件によって、様々な種類に分けることができます。
基本的に資金の使いみちは自由となっていますが、どのように使うかによって、限度額や融資期間などの融資条件が多少異なってきます。
弊社では、法人さま・個人事業主さまの運転資金のご融資から、一般の方向けの使途自由なご融資まで、無理なく計画的にご利用いただける様々な不動産担保ローンをご提案しております。
お客さまそれぞれの目的に合ったプランをご提案することで、お客さまの生活設計や事業の発展をサポートして参りたいと考えております。
不動産担保融資の年齢制限
不動産担保ローンを取り扱う金融機関の中には、返済完了時の年齢に上限を設けている所が多くあります。
銀行では特に、個人の信用情報重視の審査のため、属性や年収がかなり良い人でないと、なかなか借り入れができないケースも多くあります。
しかし弊社では、不動産担保ローンの完済時の年齢に上限を設けておりません。
個人の信用情報より、担保となる不動産の評価額を重視して評価を行っております。
その他にも、決算内容や所得金額や設立年数に関わらず、事業計画や事業意欲や将来性など、様々な面から総合的に審査しております。
年齢のみでお断りするのではなく、お客さまそれぞれのご事情を理解し、可能な限りご希望に添う形で、不動産担保ローンをご利用いただきたいと考えております。
お客さまごとに最適のプランをご提案することで、ゆとりのあるローンサービスを一人でも多くの方にご利用いただけるように努力して参ります。
不動産を担保に借りれる金額
不動産担保ローンをご利用いただくとき、融資額を決める基準の柱となっているのが、担保となる不動産の評価額です。
不動産担保ローンで融資できる金額は、不動産の流通価格の七割前後が相場となっていますが、銀行から不動産担保ローンを借りる場合は、流通価格の五割~六割とやや低めになっています。
銀行では、ノンバンク系の金融機関より審査基準が厳しい傾向にありますので、担保があっても、希望金額を融資してもらえないということは起こりえます。
銀行では希望額を借りれなかったという方は、ノンバンク系の不動産担保ローン会社も検討されることをお勧めしております。
弊社では、融資限度額5億円の範囲の中で、お客さまがお持ちの不動産に応じた金額をご融資しております。もちろん、丁寧にヒアリングをすることで、お客さまに無理なくご利用いただけるように努めております。
弊社では、お客さまがお持ちの不動産という資産を有効に活用し、お客さまの必要に応じた融資のご提案を実行しております。
共有の不動産を担保にしたローン
例えば、夫と妻の夫婦二人で共有の不動産を持っていたとします。この時に、夫の持分だけで、不動産担保の借り入れをしたいと相談をしたらどうなるでしょうか?というご質問をよくいただきます。
率直に言えば、二人以上で不動産を共有していてる場合は、銀行では貸してくれないというケースがほとんどです。
しかし、ご自身の持分の範囲内、責任の範囲内で不動産担保ローンを利用したいという方もいらっしゃると思います。
金融機関によっては、共有名義の不動産でも不動産担保ローンを利用できるところはありますし、弊社でも共有名義の不動産でのご融資はお取り扱いがございます。
基本的には、共同名義者さまのご同意を得られることがベターではありますが、お客さまによっては内緒でご融資をご希望される方もいらっしゃいます。
弊社ではそれぞれのご事情を考慮して、できる限りお客さまのご希望に添った形でのご提案をさせていただいております。
地方の物件でも対応可能の不動産担保ローン
不動産担保ローンを扱う金融機関の中には、例えば対応範囲が首都圏のみであったり、事務所を構える近隣の県のみなど、対象とする地域を限定しているところも多くあります。
しかしお客さまによっては、住んでいる場所以外の不動産を担保に借り入れをしたいという方もいらっしゃると思います。
弊社では、そういったお客さまのご希望に応えるべく、日本全国の不動産を対象として、融資サービスをご提供させていただいております。
弊社独自のネットワークにより、現地調査もスピーディーに行えますし、常に最新の情報での不動産評価を行えるように努めております。
スピード感と調査の正確性を両立しつつ、一人でも多くのお客さまのご希望に添うご提案をして参りたいと考えております。
総量規制対象外の不動産担保ローン
ローンをご検討中のお客さまからのご質問の中に多いのが、不動産担保ローンと総量規制に関してのことです。
総量規制とは、返済能力を超える貸し付けから個人を守るためのものですが、この総量規制の適用除外となる条件がいくつかございます。
この適用除外となる条件の中に、自宅を除く不動産を担保にする場合の不動産担保ローンも含まれております。
つまり、賃貸アパートや駐車場や別荘、親族の方から相続した土地など、ご自宅以外の不動産をお持ちであれば、これらを担保に年収の三分の一を超える借り入れも可能となります。
お客さまのご事情によっては、まとまった金額の資金調達が必要になるケースもあるかと思います。
そういった場合でも、自宅以外にお持ちの不動産を担保に不動産担保ローンをご利用いただくことで、ご自身が所有する資産を売却することなく、お持ちの資産を有効に活用して資金を調達することが可能となります。
親の不動産で不動産担保ローンを借りる方法
不動産担保ローンを検討されるお客さまからのご相談でよくあるのが、ご両親さまの不動産を担保に、不動産担保ローンを利用されたいというものです。
不動産担保ローンをご利用いただくには、原則ご本人さま名義の不動産を担保としていただいております。しかし、配偶者さまやご両親さまなどのご協力を得られる場合は、第三者さま名義の担保でもご融資させていただいております。
もう一つの場合としては、ご両親やご親戚の方から相続した土地などを担保に、不動産担保ローンをご利用される場合です。
この場合はまず、相続された不動産を、今回融資を受けるご本人さまの名義に変更していただいてから、審査などの手続きを行います。
先日も、相続した土地を担保に不動産担保融資を受けたいというお客さまがお見えになりました。
名義変更が未だでしたので、この手続きに関してもアドバイスさせていただき、弊社で不動産担保ローンをご利用いただくことになりました。
弊社では今後も、丁寧な説明とサポートで、一人でも多くのお客さまのお力になることができればと考えております。
高齢者でも借りれる不動産担保融資
不動産担保ローンをご利用いただくにあたって、金融機関によっては、様々な条件がございます。
担保となる不動産があることは勿論ですが、完済時の年齢制限であったり、勤続年数であったり、個人の信用力に関する色々な条件を設けているところもございます。
しかし弊社では、お客さまが成人されていることと、担保となる不動産をお持ちのこと以外に、特に制限を設けておりません。
不動産担保ローンを検討されるお客さまの中には、完済時の年齢制限(65歳以下や70歳以下など)によって不動産担保による融資を断られたという方もいらっしゃるかと思います。
弊社では、完済時の上限年齢のみを理由にご融資をお断りすることはございません。
担保となる不動産の評価額を主軸として、様々な面から総合的に審査をしておりますし、できる限りお客さまのご希望に添う形でのご融資ができるよう努めております。
弊社ではこれからも、お客さまが必要とされる不動産担保ローンプランをご提案していきたいと考えております。
事業者が借り易い不動産担保ローン
一般的に、個人向けの不動産担保ローンに比べて、法人さまや事業者さま向けの不動産担保ローンの方が金利も低くなっています。
弊社でも、法人さま・事業主さまを問わず、事業者さま向けに、ご利用いただきやすいプランをご用意しております。
設備投資や運転資金、事業者ローンの借り換えなどの事業性資金にご利用いただける不動産担保ローンプランで、もちろん開業資金としてもご利用いただけます。
また、不動産業者さまが転売用不動産の購入資金・競売物件購入資金・分譲用地購入資金などにご利用いただける、不動産業者さま向けの不動産担保ローンプランもご用意しております。
限度額は最高5億円、返済期間も最長で35年と、自由度の高いプランとなっておりますので、お客さまの事業の発展に、ぜひお役立ていただければと考えております。
第三者名義の不動産で利用する不動産担保ローン
不動産担保ローンは、原則として、ご契約いただくご本人さま名義の不動産で、融資をご提供することになっております。
しかし、配偶者の方やご両親など、名義人の方のご同意があれば、第三者の方名義の土地などでも不動産担保ローンをご提供させていただくことがございます。
その他にも、亡くなった親族の方から相続された不動産を担保に、不動産担保ローンを利用したいというご相談もよくいただきます。
この場合ですと、亡くなられた方の名義から、不動産担保ローンをご利用いただくご本人さまへ名義変更をしていただければ、あとは通常の不動産担保ローンと同じ手続きとなります。
名義変更の手続きに関しても、弊社で色々とサポートをご用意しておりますので、ご安心いただきたいと思います。
第三者の方からご協力をいただく場合や、相続された不動産を担保に不動産担保ローンをご利用いただく場合に限らず、不動産を手放すことを前提にローンをご利用になるお客さまはいらっしゃらないと思います。
無理のない計画で、お客さまのお力になれるよう、不動産担保ローンをご提供してまいりたいと思います。